どうしたの?「ポックリ逝って」
仕事前、
両親の介護をしている知人と目があった。
「どうしたの」と思わず出た。
「ポックリ逝って欲しい」と知人
「え~、どうしたの」とまた言った。
7カ月前、母がまだ生きていた時、
デイサービスが、土日祝もあると教えた。
その時は、もっと明るくて、
介護なんか、まだそんなに無い~感じだったが……。
父親が認知症で、母親もいて、
面倒見切れない様子。
認知症でも要介護1では、入れる施設がないと。
「お母さんは」と知人
「亡くなった」
「え、お父さんは」と知人
「七年前に亡くなった」
「そのほうがいい!!
両親は80歳、もうそろそろ、ポックリ逝くか」と知人
知人の目が本気……真顔…。
「最近は百歳超える人も珍しくないよ、
要介護4なら施設ありそう?……民間では」
「年金あるが、お金がない」と知人
仕事開始時間になった。
もう少しゆっくり聞きたかったが、時間切れ。
何があったのか?
介護疲れ、ストレスか、
知人の変わりようにびっくり!
『親が、ポックリ逝って欲しい』と声に出すとは、
介護経験ある私ならその気持ちを受け止められるが、
介護経験ない人が聞けば、
非常識 言語道断 何言うか……と
誤解されるよ……ほんとうに……
聞いていた人が近くにいたな……。
今度会えたら、もう少し時間を掛けて聞こうか……
……おせっかい……?。