ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

毎日施設に行くと母がわからなくなる?

母が亡くなる1ケ月ぐらい前に
体調不良が続き、2人の妹に母の様子を
毎日メールで送っていた。


それを心配したのか、遠方の1番目の妹が
面会に来た。


疲れるのか、私が来ても母は寝ていることが
多かった。


妹の面会時間には都合がつかなかったので
後で様子を聞いた。


ベッドの横に立つと目を追うように
妹を見て、手を出してきた。


「あ、わかってる。」と
思ったそうで、
来て良かったと喜んだとのこと。


母が起きている時は、
私がわかっている様子だったので、信じていたが、
毎日行く私では逆に様子が、よくわからなくなっていた。


滅多に会わない妹だから、母の気持が動くようで
1番目の妹が来てくれて
母がまだまだ大丈夫と確信できた。


最後まで、母は子供のことは、
わかっていたと自信をもって言える。


子供のことがわからなくてもいいから
長生きして欲しかったが、
それはそれで、虚しいのでは…。


母の体はあるが、魂の抜け殻と同じ
そのような姿を見なくて、
幸いだと思う。




毎日施設に行くと母に歓迎されない?

同居していた母が施設に入ったので
ほぼ毎日、様子を見に行っていた。
入所当初は来てくれるを待っていたのか
喜んでくれたが、
最後の方は、目が合う程度だった。
体も弱り、認知症が進んだからか…。


時々、私しか来ないのかとつぶやくことがあり
まだ、わかってるなと安心していたが。


1番目の妹が面会に来た時があった。
遠方なので半年に1回ぐらいしか来れない。


「〇〇が来てくれたよ」と母に妹の名前を言うと
目を妹に向け、顔が輝いた。


「娘が3人いるのに、〇〇がどうなっているのか
 心配してた」と
 大きな声で言った。


「よかった、よかった」と
 何度も妹の顔を見ながら言った。


大歓迎を受けて妹は喜んでいた。


高齢の母が娘を忘れ
「あんた、誰?」と
 言った話を聞いて心配していたが、
やはり母親、しっかり子供のことは覚えていた。


毎日、顔を見る私が歓迎されないのは
子供の区別がつくからだと安心した。