お供花には
母が帰ってから毎朝
お菓子とコーヒーを供えた。
葬儀で持って帰った盛花に水を差していたが
1週間するとしおれてきた。
どうするか?
位牌を購入しようとしてインターネットで
検索中にたまたま見つけた
プリザーブドフラワーの
お供花(おきょうか)を注文した。
生花を長期間保つよう加工したもので
造花、ドライフラワーではない。
水は必要ないので花器に挿すだけ。
便利になったものだ。
四十九日前なので色が白いものを注文した。
小さいアートフラワーのようなもので
ケース付きでそのまま祭壇に
置けるものにした。
後日、四十九日を終えると仏壇に花を飾るので
仏壇にある3.5寸の花立(はなたて)に合う
プリザーブドフラワーの仏花(ぶっか)を注文した。
生花よりは乾燥しているが、色合いは生花に近く
ふわふわしてきれいだった。
生花だと世話をしないといけないので気後れして
飾らなくなる。
このやり方がいいかどうかはわからないが
一応本物の生花でできている。
置くだけで仏壇の中が明るくなる。
◆◇ 調べました ◇◆
★お供花(おきょうか)
「お」をつけずに「きょうか」と言うことも多くあります。
通夜・葬儀に出すお花、四十九日前に持っていく
お花を指します。
四十九日を越えると「仏花(ぶっか)」になります。
★プリザーブド‐フラワー(preserved flower)
《preserveは保存する意》生花に保存液と着色料を吸わせ、
乾燥したもの。ブーケやインテリアなどに使われる。
ドライフラワーと異なり、鮮やかな色や柔らかい感触などを
長期間保つことができる。