ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

母宛の封書

2月にはいった頃、母宛の封書が届いた。
まだ、亡くなったことを知らせてないところがあったか?
そう思いながら封書を持って入った。


よく見ると母ではなく家族宛だった。


そうか・・そうだろうな


内容は患者の介護をしていた家族へのアンケート依頼で
亡くなる前に過ごしたことを調査していた。


最初に目に入ったのは、
もしアンケート答えられない状態であれば
無理しないでやめることが出来るとのことだった。


たぶん理由は、このアンケートへの賛同の有無ではなく
遺族にたいする心理的な配慮だろう。


母が亡くなって1年数ケ月で届いた。
このぐらいなら、亡くなった方の残整理もできて
落ち着いたころと判断されたのだろう。


しかし、遺族によっては、まだ気持ちの整理ができず
思い出すと涙が止まらなくなる方もいるだろう。


とてもペンをとる状態にはならないであろう・・・。
そういう方は出来ないとして返信のみをお願いしていた。


私は・・・
  アンケートできると思い回答をして送った。


回答していると、
アンケートの途中でも出来ないなら中断してもよいと
書いてあった。


アンケートの質問に
亡くなった方のつらい思いや
遺族の苦悩が思いだされて
答えられなくなる方もいるとの配慮だろう。


亡くなる前、母は体は弱ってはいたが、
痛みや苦痛はなかった。


見ていられない状態ではなかった。


亡くなる瞬間も眠るようだった。


だから、悲しみはあるが
アンケートに協力できたのかもしれない。


父の時はアンケートは届かなかった。


母は病気がちで、入院ばかりしていたから
調査の対象になったのだろう。


こんな、アンケート依頼が届くのだと
ひとまずブログでご報告を・・・。

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