要介護5になって何か変わる?
要介護5になった母を心配していた。
そのことを生命保険の担当に話すと
「要介護5になったのは、出来ることが
多くなるからで心配ないよ」と言われた。
近所に特養(特別養護老人ホーム)
に親を入れた人がいたので
同じように話すと
「おかしい!うちは99歳になっても
要介護4で5にならない。
病院ならなれる…!」と
不機嫌そうににらまれた。
あまりの勢いに
私は、そのまま黙ってしまった。
特養に要介護4で入所できるのか?
てっきり要介護5だと思っていた…。
入っても要介護4のままで要介護5にならない?
母と同じ居宅介護支援事業所で、年齢も上なのに…。
そんなものなのか?
どうやら要介護5になると
いろいろやれることがあるようで
なることを望んでいるようだった。
正直わからなかった。
要介護4だと現状にさしさわりがあるのか?
特養の施設で要介護5と4で対応が違うのか?
母は老健(介護老人保健施設)に居て
要介護5になっても対応に変わりはなかった。
でも何かわからない不安があった。
【註】
◆◇居宅介護支援事業所◇◆
要介護(1~5)の認定を受けた方が最適な介護サービスを
受けることができるようサポートをしてくれる専門家、
ケアマネージャーが所属する場所です。
自宅で介護保険サービスを利用するために必要なケアプランを
ケアマネージャーが作成・管理するようになります。
◆◇特別養護老人ホーム◇◆
よく“特養(とくよう)”と略して呼ばれる。
地方自治体や社会福祉法人が運営する公的施設で、
介護を必要とする65歳以上の方または、
特定疾病により介護を必要とする40~64歳までの方で、
要介護度3以上の方が入居対象です。
常時介護を必要とする状態の人をはじめ、
認知症や寝たきりの高齢者といった
緊急性の高い人の入居が優先され、
終身で利用できます。
◆◇介護老人保健施設◇◆
よく“老健(ろうけん)”と略して呼ばれる。
主に医療ケアやリハビリを必要とする
要介護者(要介護1以上)が入居できる施設です。
病院と自宅の中間的な役割があるため、
在宅復帰を前提としたリハビリが中心となります。
入所可能な期間もそれほど長くなく、
3カ月~1年程度です。