ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

見送り

エレベータで下に降りると
たくさんの人が玄関に並んでいた
10数人いたようなもっとかな
思いのほか多かったので少し驚いた。


母を乗せる寝台車は玄関前に止めてあった。
搬送に来た二人が後ろを向いて
見送りの人にお辞儀してお礼を言った。
私も同じようにしてお礼を言った。


葬儀屋さんが
「死亡診断書はありますか」と
「車に置いてあります」と私が
「認印といっしょに後で渡してください。」
そう言って母を乗せてすぐに発車させて行った。
速い…。


もう一度後ろを振り返ると
知った顔の人ばかりだった。


「車に乗って来たので、別に行きます」
と言い訳しながらお辞儀して駐車場へ向かった。


大勢の人が最後に見送って下さったことが
うれしくもあった。


容態の急変で、横の病院へ移ることもなく
職員が多い施設で急に亡くなったからか…。


ちょうどおやつの時間でいそがしいはずなのに
ありがとうございました。


寝台車には死亡診断書を所持している人が
乗らないといけなかったようです。


×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。