ミンキーのひとりごと

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

ごはん支度

普段使っていた茶碗にごはんを盛り
箸と一緒に必ず持って来るようにいわれた。


ごはんは炊かなくとも
ごはんパックをレンジで温めてもよいと。
昨日の打合せの帰りにごはんパックは
近くのスーパーで買った。

ごはんパックをレンジで温め茶碗に盛り
ラップをかけ箸といっしょに包んだ。
1パックではごはんが少なかったかな。
男性なら2パックいるそうだ。


年老いた母は手に力が入らず
普通の茶碗と箸は使えなかった。

食器は持ち手がある樹脂製の軽いもので
子供用のスプーンとフォークで食べた。
ひとりで食べれたがこぼすので
エプロンは必ずつけた。
お茶、コーヒーは持ち手があれば飲めたが
幼児が使うストロー付きのマグカップがよい。


体力がなくなり普段使うものは乳幼児と同じ。
入歯を嫌がり歯茎だけで食事していたので
出来るだけ柔らかくした。


入歯はデイサービスに行く時だけ。
入れないと口のあたりがしぼむので
あれば入れたほうがよいと職員が言う。


久々の普通食だ。とまどう。
お茶碗も箸も母のでなく
家にあったもので間に合わせた。


遺影用の写真と
昨晩用意した衣類、日用品、お供え、数珠を
大きなカバンに入れた。

急ぐ時間でもないが、
母に会いたくてしょうがない。


昼ごはんを食べて
車で安置所のある葬儀場へ向かう。