要介護5でも特養より老健がよい
先日会ったケアマネージャーから
数日して電話が掛かってきた。
要介護5の判定の理由を尋ねてくれたらしい。
「母には医療が必要とのことで
今の環境にいることが最適である。」と
「医療が必要ならうちの特養はダメだと…。」と
言われ電話が切れた。
介護認定の結果を
施設のケアマネージャーに知らせた時
「市役所がそう判定したのか。
しかも更新期間2年。」と
少し驚いたように言ったのを思い出した。
要介護5になったのは認知症が進んだからではなく、
医療が必要だから…。
母の居る老健だと医療体制はしっかりしている。
毎日、先生の回診もある。
母はひとりでは動けないが、
受け答えはしっかりできる。
私の思っていたのとは確かに違った。
介護制度に対する私の認識がないと痛感した。
【註】
◆◇受けられるサービスの違い◇◆
介護老人保健施設(老健)は
在宅復帰を目的としているため、
整った医療体制のもと、医療ケアや
充実したリハビリを受けることができます。
一方、要介護度の高い人を優先的に受け入れる
特別養護老人ホーム(特養)は、
日常生活の介護をサービスの基本としているため、
食事や入浴、排泄などの介助、
掃除や洗濯などの生活援助が主になります。
特別養護老人ホームの場合、
医師の常駐は義務ではありません。