ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

ケアマネジャーからの電話

役所へ行く前週、固定電話の留守電に
在宅でお世話になったケアマネジャーから
2回伝言が入る。


「来週初め午前中にまた電話します。」と
最後のメッセージが残っていた。


母が亡くなったことは連絡済みだし
用事はないはず…。
なんだろう!


思い当たるとすれば、死亡届は出したが
介護保険課に死亡を届けていないことぐらい。


週明け火曜日、市役所へ届に行くつもりだった。


週明け月曜日朝、仕事に行く途中で
携帯電話からケアマネジャーへ電話した。


電話の内容は近くに行くので
家に行って私に会いたいとのこと
何か用事があるのではなく
急に母を亡くして私がどうしているか
心配しているとのことだった。

パートの仕事をしているので
時間がとれないというと。


仕事をしているから大丈夫…。
1人で家にいると気落ちして
おかしくなる人もいると…。


寂しくないと言えば嘘になるが
パートで外に出るので
気が紛れてる。


母の死に目会えなかったこと
お葬式のこと
新調したパジャマが亡くなった日に
届くはずだったこと
…など話した。
また機会があれば声をかけると言われて
電話を切った。


介護に追われて母中心の生活。


母が亡くなり人とのつながりが
無くなったようで
身内にも疎外感を感じている時だったので
ケアマネジャーとの会話は
とてもうれしかった。


母を通して知り合った人だが
母が亡くなったからと言って
町ですれ違っても
無視できる相手ではなくなっていた。


母が亡くなっても
つながりは残っている…。


それほど長く母の介護をしていたのだ。


母との生活が自分の人生で無駄ではなかった。

よかった!

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