ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

通夜から葬儀の朝

日付は変わったがまだ夜中。


充電の終わったウォークマンを
司会席のオーディオアンプに繋ぐ。


スマホで写真を撮りながら


祭壇の周りをうろうろ。

   


母の顔、祭壇、葬儀場入口など何枚も撮った。


葬儀場入口を出ると横でも通夜をしていた。
大きな声で話すのが聞こえた。
にぎやかそう、寝ないのか寝れないのか。


妹は和室で横になって、たぶん寝ているのだろう。


私は洋間と葬儀場を行き来していた。
妹の睡眠を邪魔しないようトイレは控室を使わず
控室の外を使っていた。


眠くない。


午前3時頃。
葬儀場の出入口は夜も開いている。
外に出て近くのコンビニへ買い物に行った。

コートを羽織り外に出ると信号の向こうに
コンビニがあった。


大きな幹線道路沿いにあり、高速の出入口もあるので
真夜中でも車が走ってにぎやかだ。人影もある。


コンビニで折り紙を探した。
無い。あたりまえか。
鶴は折れない。


供えた後私が頂くつもりで

 

プリンとコーヒーゼリーを買った。
お腹が膨れれば眠くなるかも。


午前5時、お供えのお下がりを食べた。


ラジオの電源を落としてまた入れた。


和室で寝てみた。


寝たのかどうか…。


妹が起き出したので
いっしょに起きて
午前8時の朝食を待った。

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