ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

遺影選び

打合せの時、私が忙しいだろうから
2番目の妹が遺影を選ぶと言った。
画像をメールで私に送るので
写真プリントして渡してと。


妹が写真を送ってきたが
良いのがなかった。


家の中を探してよさそうな写真をやっと見つけた。


20数年前に孫と撮った70歳ぐらいものと
1年半前の誕生日に施設で撮った91歳ぐらいもの


どちらかにすることに
若いほうか、現在に近い年老いたほうか。


写真をカメラで撮りメールで送った。
電話でバタバタと妹2人と相談して
全員一致で若いほうに決めた。


後から気が付いたが
2番目の妹とはパソコンで
テレビ電話ができたのだ。
写真をカメラで撮ってメール転送しなくても
直接写真を見せればよかった。


写真撮影できる携帯がないときは
こんな遠隔会議のような相談はできなかった。
便利になったものだ。


便利な機能が増え、
3人が納得するまで遺影選びができたが
時間がかかってしまった。


父の時は母が選ぶといったが
時間もなく焦っていたので
私一人で選んだ。


後から母に怒られた。
「あんな写真なんか選んで、
 だから私が選ぶと言ったのに」と


むしゃくしゃして葬儀が終わった後
父の遺影は捨てた。


今回は相談して皆で選べた。


ほんとうは、父の時こそ助けて欲しかった。

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