ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

暑い6月になると介護申請を思い出す

母は年収が少なかったので
「介護保険負担限度額認定証」を毎年もらっていた。


介護保険で利用できるサービスの負担額が軽減される
ありがたいものだった。

年金収入の母は、市町村で年収は把握されていたので
自宅に居た時は、ケアマネージャーがいつもらってきてくれた。


それが、
 母が介護老人保健施設(老健)に入所した年から
 制度が変わった。


年収のほかに、
 預貯金、有価証券、投資信託、たんす預金(現金)を
 申請する必要が出てきた。


他人に頼めないので、
毎年6月に、私が申請に市役所へ行くことに……


預貯金だけだったが、
 普通、定期預金の残高、明細をコピー
 通帳のないインターネット銀行は、
  ログインして残高、明細を印刷
 などなど、資料をそろえて


暑くなった6月に自転車で、市役所へ申請に行った。


申請する介護福祉課は、相談者が多いのか、待ち時間が長い。


8時45分の開庁前に行って、早い番号札をもらって待つことに、
3回申請したが、いつも時間がかかり大変だった。


受付の職員が申請書を一通りチェックした後、
上司の課長が端末で照会しながら、またチェックする。


申請しても「介護保険負担限度額認定証」が7月下旬に届くまで
もらえるかどうか、わからない……


母が亡くなって、介護福祉課へ死亡届を出した時


これで、開放や!


もう暑い時に行かなくてもいいのだ。


そう思うと、母が亡くなって悲しいはずだが、
なぜか、すごくうれしくなった。

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