ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

母の脳梗塞は自分で気が付いた~介護の始まり

母は85歳の時、
自分でおかしいと言って脳梗塞で入院した。


妹に大きな声で電話して、
騒いでいるので見に行くと


「おかしい、うまくしゃべれない!」と母が


少し黙って母の様子を見ると
確かにいつもと違い、すこし呂律が回らないことに
気が付き、病院に行くことにした。


救急車は呼ばなかった。
入院することを考えて、
パート近くの総合病院に電話した。
母の様子を話したが、
初めてなので断られるのを心配して


「市立病院があるので、そこの方がよいか?」と私が


「脳外科は市立病院にない
 行っても、結局うちに来ることになる」と


 救急外来で診てくれることになった。


後でわかったが、その病院は、
最新のカテ-テル治療などをしていて
脳神経外科の評判は良かった。


呂律は少し鼻にかかったようで
あまり目立たなかった。
診察した先生は最初異常ないと判断したようだが
家族の私が、話し方がおかしいと強く訴えたので、
しばらく、様子を見ながらの検査となった。


結局、脳梗塞で言語に影響があることが判って、
治療とリハビリが始まった。


同時に頸動脈が少し細いので
カテーテルでステントを留置くことになった。
そのため、担当医が外科手術医から
血管内治療医に変わった。


あちらこちら体が悪かった母は、病気に関心があり
本やテレビ番組をよく見ていた。


体の異常に、母は自分で気が付いた。
自分の体は、自分が一番わかっていたのだろう。


この入院の後から、本格的な介護が始まった。

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