ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

同じひとりに


大きな紙袋を持って歩いていた同僚に


「旅行に行ったの」と私


 お土産?


「主人が亡くなったので・・・」


長く休んだので、おわびのつもりで、
お菓子を持ってきたようだ。


何を言えば・・・突然で・・・


ご愁傷様です」と私


月並みな言葉を返して、それぞれの仕事へ・・・。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


後日、帰り道で声を掛けられ
少し話した。


ご主人と2人暮らしだった。
実家で、ご主人の具合が悪くなり
救急車で運ばれ、突然亡くなった。


パート帰りに買い物した後
連絡があったが、
死に目に間に合わなかった。


通院などしていなかった。
死亡原因がわからず解剖したこと


子供がひとりいるが、近くにいないようだ。


ひとりになった」と繰り返す。


 前も聞いた。


「突然のことで今は実感がわかない
 手続きなど、後始末で今は忙しい」


 これも前に聞いた。


「落ち着いたら、後から悲しくなってくる。
 気を落とさないで」と私


母を亡くしてから
身近な人に不幸があったのは、初めてだ。


母を亡くした頃
どんな言葉をかけてもらったら
元気になったか・・・。


母の初盆もまだなのに
忘れていた遠い昔を思い出すような気持ち・・・。


何か遠い・・・・。




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