ブログで亡くなった両親の介護を書こうとした時は
悲しい、悪いことばかりになるな……と思った。

母が亡くなったことからブログを作ったので
悲しい気持がいっぱい。

両親がいなくなり、
求心力となる親がいなくて、
姉妹の絆がボロボロに崩れていく
不信感がいっぱい。

母を通して繋がった人達ばかりで、
自分がひとりになった
寂しい気持ちがいっぱい。

記事を書くたび、自分中心、思うがままに書いた。
私以外の当事者が記事を見れば、
どう思うかなど考えずに書いていた。

苦しかった母の介護、近くにいない妹達が、
手伝ってくれないと……幾たび思ったことか……。

昨日のブログを書いていて、
携帯で母と話をしていた妹達が、
うるさそうにしながらも、母の相手をしていたのを
思い出した。

妹達も形は違っても協力してくれていた。

きれいごとではないが、
自分だけが悲劇の主人公だったのではない。
振り返れば、知らず、知らずに
助けてもらっていた。

ブログでダークな部分を書いていたが
他に違う面も見えてきた。

うれしさ、信頼感がいっぱい・・とか
そんな大それた事ではないが、
見方が変わった。
違う角度で見る余裕ができた。

悪いことばかりではない
良いこともあるのだ！