ミンキーのひとりごと

  

母を亡くしてひとりになったシルバーのひとりごと

毎日施設に行くと母に歓迎されない?

同居していた母が施設に入ったので
ほぼ毎日、様子を見に行っていた。
入所当初は来てくれるを待っていたのか
喜んでくれたが、
最後の方は、目が合う程度だった。
体も弱り、認知症が進んだからか…。


時々、私しか来ないのかとつぶやくことがあり
まだ、わかってるなと安心していたが。


1番目の妹が面会に来た時があった。
遠方なので半年に1回ぐらいしか来れない。


「〇〇が来てくれたよ」と母に妹の名前を言うと
目を妹に向け、顔が輝いた。


「娘が3人いるのに、〇〇がどうなっているのか
 心配してた」と
 大きな声で言った。


「よかった、よかった」と
 何度も妹の顔を見ながら言った。


大歓迎を受けて妹は喜んでいた。


高齢の母が娘を忘れ
「あんた、誰?」と
 言った話を聞いて心配していたが、
やはり母親、しっかり子供のことは覚えていた。


毎日、顔を見る私が歓迎されないのは
子供の区別がつくからだと安心した。

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